【おすすめ夏絵本の紹介】夏休みはやっぱり「プールにいこう!」

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基本情報

タイトル:プールにいこう!

著者:みうら とも

2023年5月30日 初版第1刷発行

出版社:国土社

定価:1,500円+税

あらすじ

月曜日、ゴーグルと水着、キャップとタオルを持ってプールに出かけ、

水着に着替えて準備体操を済ませて

よ〜し、いこう!と思ったら・・・

この絵本の感想とおすすめポイント

主人公の子どもが張り切ってプールへ出かけるも

大混雑していたり、魚釣りの日(!)だったりで入れません。

主人公は気を悪くすることもなく笑顔で「また あした くるよ!」と帰って行きます。

そしてまた翌日元気にプールを目指して、やはり入れないを繰り返します。

プールの支度をする時のワクワクはやる気持ち、

楽しみにしていたプールに入れなくてもニコニコ「また あした くるよ!」で済ませる

夏の空のようなカラッと明るい主人公。

何となく、明日も入れないんだろうなと読んでいる側は気づくのですが、

その理由が「えっ!?」と驚くものなので

まあこれじゃあ入れなくても仕方がないよね、と何だか納得してしまうのが面白いところです。

主人公の彼または彼女(主人公の性別はどちらとでも取れます)は

月曜日から金曜日まで足しげくプールへ向かいます。

最終日の金曜までに果たして念願のプールで泳ぐことはできるのでしょうか。

先を想像しながら楽しく読み進めてみてください。

有名なロシア民話の「大きなかぶ」のように

同じ展開の繰り返しが何度かあって、最後には・・・

と言うタイプのお話が好きな方におすすめです。

小さいお子さんでも先の展開を予想しやすく

プールという身近な題材なのも、自分に置き換えて考えるのが難しくないですね。

文章量は1ページに3文ほどで全てひらがななので、

1年生の夏休みの音読にもおすすめします。

準備運動する主人公。こんなに入る気満々なのに。

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