世界で一番美しい太陽系図鑑 太陽から惑星や衛星、準惑星、彗星まで [ マーカス・チャウン ]
基本情報
タイトル:世界で一番美しい太陽系図鑑
著者:マーカス・チャウン
監修:大朝由美子
出版社:誠文堂新光社
2023年2月22日発行
とっても大きい宇宙の図鑑です
縦31cm、横26cm、厚さ2cmと言うサイズ感なので、星々の写真や図解が迫力を損なわずに鑑賞できます。
惑星(水金地火木土天海)、や準惑星(冥王星やその周囲の惑星より小さい星々)、太陽、衛星などの天体についてたくさんの写真やイラストを用いて解説されています。
世界で一番美しい太陽系図鑑 太陽から惑星や衛星、準惑星、彗星まで [ マーカス・チャウン ]
「世界で一番美しい」は本当
天体の説明には、右ページに全体写真、左ページに解説が軌道データ、物理データ、大気組成など細かく記されています。
軌道データは「太陽からの距離」「公転周期」「自転周期」「公転速度」など
物理データは「直径」「質量」「体積」「重力」「表面温度」など
大気組成は木星であれば「水素89.8% ヘリウム10.2% メタン0.3% アンモニア0.0026% ・・・」と言った具合でかなり詳細なのでデータを調べるのが好きな方は大歓喜かと思います。
各天体の表面のクレーターや川が流れたあととされる模様の様子や、観測されたオーロラの画像など、全ての文章に大きく綺麗な写真資料が添えられているので遥か遠い宇宙を少し身近に感じられます。
天体観測する機会の多い夏におすすめ
8月13日に極大を迎えたペルセウス座流星群は8月24日頃までは流れ星の観測ができるそうです。
夜空を見上げる前にこの「世界一美しい太陽系図鑑」で予習しておくと、より目に映る星々への解像度が高くなりそうですね。
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